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こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
今回は、共に人気漫画家で古くからの友人同士でもある「小山健のまんが温泉」管理人の小山健さんと、「ヒヨくん あっくん育児日記」管理人のやまもとりえさんにお話をうかがいました!


同じアパートに暮らし、楽しくも悶々としていた青春時代


ーーお二人は古くからの友人ということですが、出会ったきっかけは何だったんですか?

小山:出会ったのは大阪のアートイベントで、二人とも出展してたんやったっけ?

やまもと:そうそう。私は初参加で、小山くんが面白い絵を描いててめっちゃ話しかけた(笑) その当時彼女だった奥さんのさち子さんも含めて仲良くなって。しばらくして私が同棲相手の家を追い出されて、お風呂もトイレもない部屋に住んでたらさち子さんが「うちの隣の隣が空いてるよ」って誘ってくれて。

小山:僕は「ボロすぎるからやめときなよ」って言ったんですけど、さち子が近所に友だちが欲しいって猛プッシュして住み始めた。

やまもと:その家が心の拠り所になってました。トントンってノックされて開けたら「この漫画いいから読みな」って桜玉吉先生の漫画を貸してもらって、お返しに東村アキコ先生の漫画を貸したり、楽しい青春時代(笑)

小山:二人とも絵でなんとかならないかなあと思ってたんですけど、なんの芽も出ないからそんなに好きじゃない仕事をしつつ悶々とした毎日だったね(笑)
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「出版」「映画化」「手塚治虫文化賞」半分冗談でしゃべっていた妄想が今かなっている!


ーー古くから友人同士で、二人とも有名になるクリエイターさんってそうそういないですよね。

小山:僕たちは捨てたもんじゃなかったね。マクドナルドのフライドポテトを安いときに買っては、悶々と食べてたけど(笑)

やまもと:(笑)でも、映画化のことをボロアパート時代に言ってたからすごいよね。

ーーその時にしゃべってたことが今かなってるんですね!

やまもと:小山くんは断然かなったよね。映画化して、主演女優に会って。

小山:それ漫画に描いてたわ。かなってるね(笑)

やまもと:こないだ小山くんが手塚治虫文化賞を獲ったって聞いたときはめっちゃ笑って「何それ! ウケる」ってすぐLINEしました(笑)

小山:目指してもいなかったから、後ろから肩たたかれたみたいな感じだった。

やまもと:他の人だったらちょっと嫉妬したりするんだろうけど、小山くんは成功していってほしいし、目指す場所みたいな存在であってほしい。漫画を描き始めたときも、小山くんが歩いてる道を見て目標というかやる気を保てた感じだったので、どんどん輝いてほしい。

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★小山健のまんが温泉「映画化の話がきたときのはなし」より


ブログの日記漫画が仕事につながっていった


ーー小山さんがブログをやろうと思ったのはどうしてだったんですか?

小山:パソコンを買ったらブログやって絵を載せたいってずっと思ってたんです。25才ぐらいでパソコンを買って、最初はブログにおしゃれっぽいイラストを描いて載せてたんですけど全然読まれず。四コマ漫画を描き始めたら反応があったり、お仕事の話も来たりしたので「これだー!」って思って。

やまもと:小山くんが四コマ漫画を描くようになってからのファンの付き方のスピードと開花具合がすごかった(笑) めっちゃ楽しそうだったし。

小山
:周りにも「漫画を描きなよ! インターネット大航海時代だよ」って勧めてた。やまもとさんは「私、漫画なんて描けないよ」って言いながら、ゴテゴテに厚塗りの絵画に近いようなイラストを描いてました。

やまもと:(笑)ほんと漫画描ける人はすごいと思ってた。水彩とかローラーとかいろんな道具を使って厚塗りしたり、描くのに3日以上かかるような絵を描いてました。今思えば、あの時期は迷走してた(笑) 

小山:仕事の売り込みに行っても全くでね(笑)

ーー
やまもとさんの前回のインタビューで、小山さんに勧められてブログで漫画を描き始めたってお聞きしました。

小山
:おしゃれっぽく作品だけを出すのもいいんですけど、制作の過程とか私生活を簡単な漫画で描いて出してると、お仕事を頼む人の親近感が湧いていっしょに仕事したくなるんじゃないかって思っていて、結構強く勧めてた気がします。

やまもと:頼む側になって考えたらそうですよね。小山くんたちとやった『お仕事ください展』が突破口というかプライドを捨てるきっかけになって、ブログに落書き的なイラストを載せ始めました。最初は落書きで仕事するのは失礼なんじゃないかってすごい悩んだんですけど、ポートフォリオに入れてみたら雑誌社の方から「この絵を描いてよ」って言われて、どんどんイラストの仕事が来るようになった感じでした。

小山:やまもとさんが漫画を描き始めて「面白いなあ」って思って見てたんですけど、だんだんと「え! なんかいろいろ出てる! あ! なんかフィクションものも描き始めた! えー!! 何が起こってるんだ?」っていう感じで(笑)

ーーブログをやってよかったですね。

小山:やってなかったらまだあのボロアパート。

やまもと:まだボロアパートでポテト食べながら「クソがー!」って言ってたね(笑)
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★小山健さんのnote「やまもとさん9」より


女性たちから共感の嵐! 『生理ちゃん』『Aさんの場合。』誕生秘話


ーーそもそも小山さんが生理を漫画にしようと思ったのはどうしてだったんですか?

小山:昔やってたブログで『生理のおっさん』っていう漫画を描いたことがあったんです。生理がおっさんの形して来たら面白いなっていう、ただそれだけの話で。オモコロで何か描かなきゃいけないけどネタが何もないときに「じゃ、あれを描いてやろう」って。

やまもと:その前の『なすりつけ太郎』じゃなくてよかった(笑) ある日突然、小山くんからLINEで「生理の話をしよう」って来たから「何言ってんだ? セクハラがここまで来たか」と思って(笑) あとから考えたらリサーチだったから偉いなあと。あの頃は会う人会う人に聞いてたよね。

小山:そうだったね。やまもとさんはフィクションを描こうと思ったのは何でだったの?

やまもと:きっかけ何もなし(笑) 息子と散歩しててふと思いついて『Aさんの場合。』をブログで描いみたら、育児漫画より反応がよくて「そうなんだ!」って思った。

小山:あんな誰も傷つけないみんながハッピーな話を描くのって死ぬほど大変だと思うんだけど、全然それが見えない。僕は七転八倒して失敗を重ねてきたけど、やまもとさんは最初からちゃんとできてたよね。

ーー確かに『Aさんの場合。』も『本当の頑張らない育児』も、いろんな人の立場を想像する力がないと描けないですよね。

小山:学生時代、どのグループにも入らずに見守ってたんだよね? だから両者の意見が分かるんだよ。

やまもと:親友がいなくて一人で中間を漂ってた(笑) 両者の意見を聞かされてたんですけど、すごい切ないんです。イケてるグループはイケてないグループをバカにしたいから「ねえねえ、あの子たちとしゃべってきて」って言われて、その会話を聞きながらクスクス笑ってたり。でも、イケてるグループはそういう意地悪するけど根は明るかったり、イケてないグループは意地悪はしないけど根が暗かったり、両方いい人でもあり悪い人でもあり(笑)

小山:クラスメイトの相関図を描けるタイプだ。

ーー学生時代に人間観察力を培ったんですね。

やまもと:それもどうなんだろう(笑) どっちつかずが今でも続いてます。私の漫画は悪い人が出てこないって言われるんですけど、私、完璧に悪い人に出会ったことがなくて。悪い人にもいいところが必ずあるし、逆もそうで、だから『スカッとジャパン』みたいに悪い人が懲らしめられるみたいな話はどうも描けないんです。


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★ヒヨくん あっくん育児日記「『Aさんの場合。』第6話」より


育児ブログは、子育て中のセラピーとしてもおすすめ


ーーやまもとさんは、妊娠・出産された後にぐっと仕事が増えましたよね。

やまもと:何か悶々とするものがあったんでしょうね(笑) 

小山:泉にようにあふれ出てた(笑)

ーー育児のリフレッシュには何かやってますか?

やまもと:最近は漫画読んだり、海外ドラマを見返したりとかかなあ。でも、絵日記をブログでアップするのはストレス発散ですね。昇華する感じ。

小山:分かる。ブログには溜まったものを出してる感じがあるね。

ーーストレス発散がこんな面白いって得ですね(笑)

やまもと:育児ブログはセラピーみたいな感じで、子どもが生まれた知り合いにもよく勧めてるんです。自分に起きた出来事を客観視できて、しかも笑ってくれる人がいるなんて最高じゃないですか。本当なら自分の中で溜め込んで、ため息をついて終わる1日がちょっと笑いに変わるから、「育児ブログはおすすめです」っていろんな人に言ってます。

小山:どんな絵でもいいもんね。絵じゃなくてもいいし。ただ、寝かしつけのときに子どもといっしょに寝落ちしちゃうんで、描くなら午前中とかがいいと思います。
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★ヒヨくん あっくん育児日記「ママのバカ」より


次の野望は、「林遣都に会う」「中編漫画を描く」


ーー今後の夢や野望はありますか?

やまもと:私は林遣都に会うのが目標で、何かそういうつながりができないかと。

小山:『生理ちゃん』が映画化するときも「林遣都は出る?」って聞いてきたもんね(笑) キャストがいっぱい出る話を書いたらいいんじゃない? 好きな俳優さんに当て書きして描いて、実際に配役されることもあるみたい。

やまもと:林遣都っぽい人が出る漫画を描けばいいのか! 林遣都をモデルに漫画を描いて、それがヒットすればいいのね。すっごいやる気が湧いてきた(笑) 小山くんの野望は?

小山:5巻完結ぐらいの中編のちゃんとした定型の漫画を描けたらいいなって思ってる。ずっと続きものは無理だって思ってたんですけど、1話完結は1回終わったらまたキャラクターと設定とストーリーをゼロから考えなきゃいけないんで、それを考えたら長編の方がむしろ描けるんじゃないかって思い始めた。やまもとさんは、コマ割りした漫画を描いてほしい。お互い遠回りしてたけど、どんどん漫画家に近づいていく感じがあるね。漫画家になりたい……(笑)

やまもと:なりたい(笑)

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★小山健のまんが温泉「憧れてるだけ」より

ーー読者の方にメッセージはありますか?

小山:怒らないで。この先一生怒られたくない。

やまもと:広い心で受け止めて(笑)

小山:あと、コメントください。コメント大好き。ほんと支えというかね。

やまもと:感想をいただけるのはうれしいね。

ーー小山さんはあまりコメントを求めてないのかと思ってました。

小山:いやいや、スカしたいだけで(笑) あと、僕を嫌いでもやまもとさんは嫌いにならないでください。

やまもと:(笑)優しい。ありがとう。

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読者プレゼント


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