子どもの小学校入学は楽しみでありながら、新しい環境で生活を始める子供への心配や不安がつきものです。発達障害の子であれば、その不安はなおさら大きいはず。

人気ブログ「凸凹ハウス〜親子で発達障害でした〜」の著者モンズースーさんによる、最新ノンフィクションコミック『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入学準備編』では、発達障害グレーゾーンと言われる息子さんの小学校入学までの1年間を描いています。



モンズースーさん自身がADHD(注意欠陥・多動性障害)、長男のそうすけ君は自閉症スペクトラムの疑い、次男あゆむ君は発達の遅れを指摘されているモンズー一家。

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「第1話 うちの子、よその子となんか違う より


支援の幼稚園に通っているそうすけ君が年長になり、いよいよ来年は小学生。お母さん仲間から「“就学活動”は4月からしたほうがいいよ」と聞いたモンズースーさんは、すぐに知能検査と学校見学を始めます。

知能検査は、普通は通っている園で行われますが、そうすけ君は個別で検査できる病院で行いました。結果、通常学級に行ける数値が出て、主治医の先生からは「通常学級に挑戦するのもあり」と言われます。

支援学校、支援学級を考えていたモンズースーさんは、「よく頑張って検査をやり切った」「知らないうちに成長しているのが嬉しいようなさみしいような」と、意外な気持ちに気づきます。通常学級への思いを固める中、迎えた小学校との就学相談では「小規模校の支援学級が良いのでは」との返事が。

しかしモンズースーさんは、主治医の考えや幼稚園や療育の先生の意見、自身の思いを丁寧に伝えます。結果、学校側もそれを受け入れ、そうすけ君は通常学級に進むことが決まります。

その間にも、子ども同士のトラブルで起こる被害者・加害者の難しさ、子育てのイライラとの付き合い方、タイプの違う兄弟の変化と成長、時計の上手な使い方など、子育てにまつわる興味深いトピックが丁寧に描かれています。

発達障害の子を持つ親が、小学校入学前に読むべき本としてはもちろん、普通の子を持つ親が発達障害を知るにも、とても参考になります。

どの学校に進むか、どの学級を選ぶかで、子どもの成長は大きく変わるはず。そのためにベストな環境を選びたいというのが親の思いです。モンズースーさんの細かな説明、丁寧な描写に、そうすけくんへのそんな思いが、ぎゅっと詰まっているように感じました。

モンズースーさんは「発達障害を理解し配慮してほしいわけではなく、こういう人がいるのを知ってほしい。否定しないでほしい」と言っています。発達障害を知るきっかけにも、一読してもらいたい一冊です。ブログ「凸凹ハウス〜親子で発達障害でした〜」と合わせて、ぜひチェックしてみてくださいね。




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