子育てをする人と、子供が嫌いな人。両者が暮らしやすくなるには?

最近SNSを中心に、育児関連の話題で議論が起きているのを目にします。
中でも「公共の場で騒ぐ子供に“対策をしない親”が許せないから、結果的に子供が嫌い」という意見は大きな反響を呼んでいました。
このような意見を受けて、ライブドアブログでもさまざまな記事が投稿されています。

ブログ「おばバカ日誌」著者・平八さんが投稿した「元子ども嫌いが思うこと」という記事は、“元子供嫌い”で現在は子供と深く関わっているという、両方の気持ちが分かるからこその視点でつづられています。
同じように子供が嫌いだったけれど現在は子育てをしている人や、もともと子供が好きな人など、さまざまな方からコメントが寄せられていました。


<元子ども嫌いが思うこと>

元子ども嫌いが思うこと
(全編はブログ記事から)


著者である平八さんに、今回の記事についてお話をうかがってみました!

――ブログ記事に込めた思いや、伝えたかったことは?

子供嫌いだった頃の自分と、現在子供嫌いな方に「子供嫌いなことは変なことでも悪いことでもない」ということ、「子供嫌いな人も子供の性質を知れば、周りにいる子連れを見た時のモヤモヤが少なくなる」ということを伝えたくて描きました。

元子ども嫌いが思うこと
★「子供好き」でいることを押し付けられると、余計に苦手意識が強まってしまうことも。
(「元子ども嫌いが思うこと」より)


――実際子供と関わってみて“子育て”へのイメージにギャップなどはありましたか?

ギャップだらけです!
おいっ子と一緒に暮らして、子供について全く何も知らなかったことを痛感しました。

昔は外で子供が泣いている時に「おもちゃが買ってもらえなかった」みたいな「大人が理解できるような泣く理由」があると思っていた気がします。
実際は、大人からするとものすごくささいだと思うようなことで泣いたり、「泣くこと自体が目的で泣く」と思えるような時があります。

元子ども嫌いが思うこと
★「言葉や感情のコントロールを身につけるまでは、泣くこと暴れることがメインの手札のよう」
(「元子ども嫌いが思うこと」より)

それと、子供ってか弱いイメージがあったのですが、2歳児って実はなかなかたくましくて、本気で暴れられたら抱っこできないし、パンチやキックも結構重いんですよ。
昔は、スーパーの出入り口で大泣きしている子供に対して「親は邪魔にならないところにサッサと連れていけば良いのに」と思っていたのですが、今なら買い物後の荷物を持って暴れる子供を抱っこすることが容易でないことも分かります。

何のための抱っこか
★子供は感情表現も力加減も学んでいる段階。
「大人だから容易に抱っこできる」というわけではないのですね。
(「何のための抱っこか」より)


――記事の反応について感じていることは?

私自身と同じ体験をされた方から共感のコメントをたくさん頂きました。
子供が嫌いだったけれど、子供と関わるようになって周りにいる子供の存在が平気になったという方は多くいらっしゃるようです。
子供嫌いの理由というのは「食わず嫌い」に近い状態の人も多いのかと思います。
核家族化・少子化で子供と関わる機会が少ない社会環境ですが、自分の描く漫画で少しでも等身大な育児の姿を知ってもらえたらうれしいです。

おばけが怖い2才児の寝かしつけ奮闘記
★おいっこであるはぎくんに真っすぐ向き合いながら成長を見守られている平八さん。
最近更新された「寝かしつけ奮闘記」シリーズでは、はぎくんの気持ちをくみ取りながら、さまざまな寝かしつけ方法を試されていました。
(「おばけが怖い2才児の寝かしつけ奮闘記」より)


――平八さんの漫画でも新幹線といった具体的なシチュエーションが描かれていましたが、公共の場所で「こうすれば子供嫌いな人にとっても、子育て中の人にとっても過ごしやすくなる」というアイデアはありますでしょうか?

子供嫌いだった頃の私がよく取っていた対策は「ヘッドホンで音楽を聴く」ことでした。
その当時は存在を知らなかったのですが、最近では周囲の騒音を打ち消すノイズキャンセリング機能のあるイヤホン・ヘッドホンも手頃な価格であるようです。
電車や新幹線など音から逃げられない場所では特に、子供の泣き声が苦手な人の強い味方になってくれそうですね。
また、あれば良いなと思うのは「子連れ特化車両」でしょうか。
子連れ・子供や、親子連れと一緒に乗っても良いと思う人が乗る車両です。
子供が泣くことも、ベビーカーをたたまず乗ることも誰も気にしない…というような車両があれば、子連れも気兼ねなく電車を利用できるし、子供嫌いの方も別の車両を選んで乗れば過ごしやすくなりそうです。

――電車や新幹線など閉鎖されている空間では逃げ場がなく、モヤモヤもたまりやすくなります。こういった機能や取り組みがあると、お互いが過ごしやすくなりそうですね。平八さん、ありがとうございました!


「ノイズキャンセリング機能」は、手軽にできる対策として覚えておくと役立ちそうですね。
もうひとつのアイデアとして挙げられていた「子連れ特化車両」は、実施を望む声が多いようです。
西武鉄道の「S-TRAIN(Sトレイン)」や東海道新幹線「のぞみ」は、それぞれ期間限定で「子連れ専用車両」を実施していました。(詳細は関連リンクから)

今後こういった取り組みが広がっていけば、子育て中の人も子供嫌いな人も過ごしやすくなるかもしれませんね。


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(ブログ編集部)



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