こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
今年7月にスタートした絵日記ブログ「世紀末絵日記」管理人で、初の単行本『殺さない彼と死なない彼女』が増刷に次ぐ増刷で大人気の世紀末さんにインタビューさせていただきました!

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こんな経緯でライブドアブログを始めてくれた世紀末さん。創作活動や私生活、幼少期の思い出までたっぷりとお話をうかがいました!


初めての単行本が大人気に! 帯文にはあのミュージシャンのコメントも


――書籍『殺さない彼と死なない彼女』早くも9刷とのことで、おめでとうございます!

おかげさまでありがとうございます!

殺さない彼と死なない彼女 (KITORA)
著者:世紀末
出版:KADOKAWA
発売日:2017-03-23


―― 紙の売れない時代に本当にすごいですよね。増刷分から尾崎世界観さんが書いた帯文になるとのことですが、 尾崎さんにはどうやってお話が行ったんですか?

もともとクリープハイプのTシャツを描かせてもらっていて、そのご縁があったのと、私が大ファンということもあって、尾崎さんに本を読んでもらいたくて献本したら尾崎さんがブログに本の写真と感想を書いてくださって、その文章が本当によかったから帯を書いてもらえないかなと角川の担当さんからお願いしてもらって。

――あの四角い担当さんですね(笑) これからますます売れていきそうですね。

(笑)ほんとは四角くないですけどね。いや〜、売れたいです(笑)

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地域・世代・性別問わず、いろんな人に届いているのがうれしい


――人気が出てきた実感はあります?

街で声かけられることがちょっとあって「すごいな」って思いました。東京でもたまにあるんですけど、地元の広島で声かけられたときはすごい、なんかうれしかったです。

――声をかけてくれるのは同世代が多いんですか?

そうですね。同世代の人が多いですね。あとは高校生とか、結構年上の方も来てくださいます。基本は女性が多いんですけど、男性の方も増えてきていて。イベントにはちょっと恥ずかしそうに来られるんですけど(笑) でも、自分と離れた人にも届いてるんだなって思うとうれしいです。

――ブログにも「イベントで会えてうれしかったです」とか、すごい好意的なコメントがたくさん来てますね。

や〜、ありがたいです。LINEスタンプをつくるときに、ブログ読者の方にどういうのがいいか「コメントに書いて」ってお願いしたら、すごいたくさんコメントをいただいて。めちゃくちゃ参考になりました!

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ほめられて伸びて、今がある


――今の絵のスタイルになったのっていつ頃なんですか?

短大時代に絵日記をよく描いていてTwitterに上げていて。学校で楽しかったこととか、友だちのおもしろかったこととか。リアルなアカウントで身内ウケをねらってたんですけど、今のブログみたいな感じで。それが楽しくって、話を書くのにどんんどんハマっていって、それで今のスタイルになった感じですね。

――じゃあ、リアルからフィクションに行った感じなんですね。子どもの頃から絵は得意だったんですか?

いや、得意じゃなかったと思います。絵の描き始めはまわりの子よりも成長が遅かったと思うし。みんながお姫さまを描いてる横で、まるい星のカービィみたいな顔から手足が出てる人間を描いてて(笑) でも、大人って子どもが描いたらなんでもほめてくれるじゃないですか。親とかも「うまい! 天才だ!」って言ってて(笑) それで本当に私は絵がうまいんだ! 天才なんだ! って思って、ずっと描き続けていたらこうなりました。

――やっぱりほめて伸ばすのって大事なんですね。

ほめられて伸びたいです(笑)

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――『殺さない彼と死なない彼女』は、明るくて暗い、暗いけど重くないみたいな独特の世界観ですが、どうやって考えてるんですか?

それうれしいです。どっちも感じてほしくて。暗さの中のあたたかさと、その逆も。ストーリーは思いついたら描く感じだけど、常に結構考えてますね。

――好きなマンガとか、影響を受けたものってあります?

あー、いっぱいあります。いろんな作品が好きで、それをちょっとずつちょっとずつもらってるんだと思います。羽海野チカさんの作品とかは、昔めちゃくちゃまねして描いてたり。あと、『りぼん』で連載してた『チョコミミ』っていうマンガを見て、4コママンガを描き始めました。目の描き方とかキャラクターごとに分けててすごいおもしろいなって思って。これは一番影響受けてるかなって思います。


就活に失敗したおかげで、夢だったマンガ家になれた!


――今は、短大卒業して1年くらいですよね。就活はしたんですか?

はい、しました。失敗して(笑) 大阪の雑貨屋さんを受けて、落ちて。今のマンガは、就活に失敗して何もないまま実家に戻るのがつら過ぎて「やばい!」って思って、卒業のちょっと前の3月1日から始めて。

――へぇ〜! それからたった1年で書籍も出て、就活がうまくいかなくて大正解でしたね。

みんなに言われます(笑) よかったなあって。

――今はマンガ家やイラストレーターとしてお仕事してますが、子どもの頃から絵の仕事がしたかったんですか?

したかったです! マンガ家になりたかったんですけど、マンガ家って毎週〆切りがあって、アシスタントさんを雇って、みたいなすごい過酷な想像してたんでなれないってあきらめてて。今みたいな感じでなれると思わなかったです。

――夢をかなえられて、ご家族の反応はどうでした?

本が出る前までは、恥ずかしくってちゃんと親に作品とか見せてなかったんで、部屋にこもってずっと落書きをしているって「何してるんだこいつは」みたいに思われたんですけど(笑) 本になってから「こんなものを描いてました」ってやっと親に見せたら、泣いてくれましたね。「いいものを描いたね」って。

――めっちゃいい話ですね!

うれしかったです。否定されると思ってたんで、勝手に。


マンガにくわしい兄の影響でマンガ好きに


――家族にはブログも見せたりしてるんですか?

見せてます。「これどうかな?」って。あと一応、登場人物全員に許可を得てます。担当さんのことは勝手に描いてるけど(笑) なんか嫌がられるかなあと思ってたんですけど、描いたらみんな喜んでくれて。

――ブログ読んでると、家族が仲いいのが伝わってきますよね。お兄さんとは小さい頃から仲よかったんですか?

そうですね。マンガとか全部兄から教えられて、マンガ好きになったのも兄の影響です。兄がほんといろんなジャンルのマンガを読む人で、私もいろんなのを読んで。最近は、私がマンガを描いてるから「これお前のマンガの参考になるんじゃないか」って勧めてくれたり(笑)

――(笑)すごい! いいお兄さん! ちなみに、最近おもしろかったマンガあります?

『3月のライオン』の最新刊がほんとにすごかったです。おすすめです。

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広島在住、彼氏は東京。デジタルネイティブ世代の遠距離恋愛


――ブログでは、彼氏さんとのこととかプライベートなことも書かれてますけど、そういうのを見られることに抵抗はなかったですか?

ないですね〜。短大のときに絵日記を書いていた延長な感じです。もう隠すものないなって思って(笑)

――彼氏さんとつきあった経緯を教えてもらってもいいですか?

仲よしのイラストレーターさんたちがいて、ごはんを食べようってなったときに初めて会って。隣の席になって、2歳上で年が近いのもあって、話してたら趣味も合うし、お互いかわいいものが大好きで。原宿で新しくできたすごいカラフルでフォトジェニックなソフトクリームを食べに行こうよって誘ってくれたのがきっかけかなあ。でも、ほんとに楽しいです。彼氏でもあり、友だちみたいな。

――世紀末さんは広島に住んでいて、彼氏さんが東京で、東京には頻繁に来られてるんですか?

2カ月に1回ぐらい、お仕事が入ったときに来る感じですね。

――じゃあ、2カ月に1回しか彼氏さんと会ってないんですか?

はい。でも、頻繁に電話をするのと、遠距離が合ってるんだと思います。私、人がいるところで描けないんで。電話しながらブログ書いたりはします。でも黙りますね(笑) お互い無言で作業してて。

――いっしょの部屋にいるみたいでいいですね(笑) 東京に来たときはどんなデートをしてるんですか?

いや、普通ですねほんとに。原宿行ったり。あと、井の頭公園好きですね。こないだ彼氏とスワンボート乗りました(笑) ベタなことが好きで。

――(笑)いいですね〜。東京に住みたい願望とかあります?

あんまりないんですよ。生活力がないんで(笑) 仕事でたまに上京する感じがちょうどいいかな。フォロワーさんには東京じゃないんだってたまにびっくりされますけど。

――広島のおすすめとかはあったりします?

宮島の揚げもみじがほんとにおいしいんで、来たらぜひ食べてほしい。もみじ饅頭(まんじゅう)をそのまま揚げてるんですけど、ホットケーキみたいな感じで外がサクサクで中がトロトロなんですよ。めちゃくちゃおいしい! 広島県民はもみじ饅頭好きですね。

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今はブログが本当に楽しい! 見てくれる人を増やしたい


――自分の好きなところと嫌いなところはありますか?

う〜ん……。好きなところは、嫌なことがあってもネタにできるところですかね。嫌いなところ、多いんですよね。

――意外! そうなんですか!? あ、でも「世紀末」っていう名前の由来も……。

そう、ひとりでウジウジしてるから強くなりたくって。たぶん、本名だと弱いんですよ。「世紀末」って名前になってから人と会うとよく笑えるし。別人になりたくって(笑) 嫌なことをネタにするのも、弱いからだと思います。出さなきゃ気が済まない感じがある。

――ブログを始めてよかったことはありますか?

新規のファンが増えたことと、創作と実話の住み分けができるようになったのがよかったです。ブログを始める前はTwitterに絵日記を上げていて、創作と実話がごちゃごちゃになると読んでる人が混乱しそうだなって思っていたので。

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――憧れとか、目標はありますか?


う〜ん、今は本当にブログが楽しいんで、更新をがんばってもっと見てくれる人を増やしたいなって思ってます。全然及ばないんですけど、まめきちまめこさんみたいに。絵日記もいずれは本にしたいし、ブログがんばりたいです!



誰もが抱える暗い部分をきちんと見すえながらも、軽やかに表現へと向かっている世紀末さん。新しい世代の感性を感じさせる、とってもさわやかですてきな方でした!


読者プレゼント


今回のインタビューを記念して、世紀末さんのイラスト&サイン色紙を抽選で1名の方にプレゼントします!
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世紀末さんのユニークな人柄や私生活が垣間見えるブログも、ぜひチェックしてみてくださいね!

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